2012年8月 ビギナーズでキラキラ輝く藤ヶ谷くんに出会ってから今まで、ずっと藤ヶ谷くんのことが好きだった。文字通り“寝ても覚めても”藤ヶ谷くんのことを考えて生きてきた。本当に本当に藤ヶ谷くんが好きだった。コロナ禍で現場がなくなり、いよいよほとんどモチベがなくなりはじめた2021年8月、BTSに出会った。
これが運命だったのか、誰かのイタズラなのかわからない。8月は不思議な季節だ。
テストお疲れ様会終わりの車内、友達が言った
｢今BTSにハマってるんだ｣
その一言が全ての始まりだった。
覚えてる、IDOLパフォ･DNAパフォ･芸人アイドル防弾少年団･TXTとBTSの比較動画の4つを私の携帯で見た。
｢DNAの声低い彫刻みたいな人が藤ヶ谷くんに似ててかっこいい｣漠然と思った記憶がある。
(これは本当にリアルガチでその時スクショしたやつ、絶対顔わかんないからこれを頼りにしようと思ったやつ、なので軽い事故写真でも美しすぎて笑うしか）
どの人がかっこいいか、どの人が好みか、なんて布教活動のテンプレ受けながら、芸人アイドルと比較動画で死ぬほど笑った(今考えたら、4つの動画の選択が素晴らしすぎてハマる以外の選択肢がない)
｢次会うときまでに勉強してきてよ〜？？？｣
そんな冗談じみた友達の言葉をきっかけに、私はBTSという深い深い沼に落ちていくことになる。
その日から私は夏休みに入った。今年の私の夏休みは予定がスカスカだったから言われた通り、少しだけYouTubeを見漁ったけどそこまでハマらなかった(失礼)
時を同じくして、キスマイがデビュー10周年を迎えた。大切で待ちに待った10周年。キスマイのために加入したDTV、キスマイタイムトンネルを見ようと思って、
BTS特集を見つけてしまったことが私のオタク人生の始まりと終わりの交差点だった。
今考えたらとんでもないラインナップだけど、その時の私は｢とりあえずライブを見ておこう｣の気持ちでLYS日本公演を見た。知ってる曲が少なくて、そこまでハマらなかった。(アレ？)
それなのに、それをきっかけに狂ったようにYouTubeで動画を見始めた。
カムバのショーケース、まとめ動画、タリョラ、転げ落ちるようにBTSの動画を見漁る毎日の始まり。
inthesoopにたどり着いた私はもう、
防弾少年団以外考えられなかった。
愛しくて、微笑ましくて、羨ましかった。こんなアイドル知らない。多幸感だけ感じられるアイドル知らない。もっと早く出会えたかった。また私はグループの大切なあの頃を知ることが出来なかった。いつも私は少し遅い、遅すぎるくらい遅い。アイドルにしか生きる意味を見いだせないのに、いつも大切な瞬間を逃してしまう。
ふとたまに考える。アイドルってなんだ……？って、
なんでこの人たちは歌を歌いながら踊って、笑顔振りまいて、握手したりサインしたり、ライブして、写真を売って、顔がもれなく良くて、
アイドルって一体なんなんだろう。そしてなんで私はアイドルが好きなんだ、ここまでアイドルに固執して、絶対に交わらないアイドルを精神安定剤にして、どうしてここまでアイドルにしか惹かれないんだろうかって思うことがある。でも答えがない、まだわからない。だからまだずっとドルオタでいつづけるしかない。ただそれだけなんだと思う、
2021.9.20 国連総会
世界に向けてメッセージを伝え、Permission to Danceをいっぱいの青空と笑顔と希望を背負って国連でパフォーマンスするBTS
今まで何となく察してきたつもりではいたけど、目の当たりにした今彼らがいるステージ、ステータス、存在意義のようなものを実感して、とめどなく涙が溢れてしまった。本当に新規のくせに壮大な何かを感じて、クソデカ感情を抱えすぎて涙が溢れて止まらなかった。自分が今まで見ていた次元とスケールが違いすぎて遠すぎるのにそれでもなぜか近く感じる。もしかしたら、歴史を作った瞬間に立ち会ってしまったんだな……そんなことを漠然と思った瞬間、
あぁ、なんでこんなにも愛おしいんだろう、、BTSが好きだ、、、大好きになってしまったんだ、、、、
今までずっと避けていた心のピースがハマる瞬間に辿り着いた。きっとどこかでわかってた、この瞬間は必然のような運命だったんだって。
これからは一生懸命愛したい。後悔しないようにしないと。
ここまで私がアイドルに固執して、アイドルに惹かれる理由がわからない、
だけどそれでも私はアイドルが好きで、BTSが好きで、キムテヒョンさんとミンユンギさんが好き。
明日のことは分からないけど、今日は2人のことが世界一好き。｢どこがすき｣とかじゃなくて、好きなんだ。どうしようもないくらい、苦しくて涙が出るくらい好き。
7人に初めて会えたらなんて言おうかと考えてみたけど、これしか浮かばなかった
初めまして、愛してます
